意味のない脱毛は一切するな!

 ここでは、意味のない脱毛の虚しさについて述べていきたいと思います。


 まず、私は、最終的には永久脱毛で、毛深い悩みにはある程度の決着をつけました。それは、永久脱毛ならば、もう二度と、その時点で活発になっていた毛根にレーザーを当てれば、その毛根からは今後一切毛が生えてこなくなるからです。


 しかし、逆のことを言えば、永久脱毛以外の方法による脱毛は、いずれも、その場凌ぎのまやかしでしかない、ということです。それは、本当の解決とは言えません。


 中学生の頃の私、そして高校生の頃の私は、死ぬほど毛深いことで悩み苦しんだことは、既に述べました。でも、その当時の私も、自分なりに解決しようと必死でした。今から思えば、それらは全て間違った手段ですが、当時の私は私なりに、必死になり、毛深さと決別しようとしていたのでした。


 まず、週刊少年ジャンプという週刊発行の漫画雑誌があります。その中に、今は知りませんが、当時は頻繁に脱毛関連の商品の広告が掲載されていました。


 私が覚えているのは、商品名はすっかり忘れましたが、なんか、イタリア人の博士が研究して開発した、何とかという毛を薄くする成分が配合された薬の広告でした。薬といっても錠剤ではなく、スプレー式のでした。それが、目薬の容器よりもほんのちょっとだけ大きい程度の水色のプラスチックの容器なのに、それたった一個で12000円位したのです。たしか、その位の値段でした。


 まあ、今から思えば、あのイタリア人の博士というのも、単なるモデルで、本当はアメリカ人だったりするのでしょう。で、中身の有効成分だって、本当かどうかなんて分かりません。事実、私はその薬を、なけなしの小遣いをはたいて購入しました。そう、何本も、何本も。継続して購入し続けました。総数は忘れましたが、多分、10本位だったかなあ。


 それで、私は両脚は勿論、腕とか胸の毛も薄くしたかった。なので、全身に吹きかけました。でも、元々がとても小さな容器なので、直ぐに空になってしまいました。はあ。なので、マジで困った。


 で、肝心の効果はどうかといえば、効果があったのかどうか、分かりません。多分、効果なしですね。だって、その後もずっと毛深いことで悩み続けたのですから。


 当時の私としては、その薬を吹きかけることにより、脛とか太ももの剛毛も、たちどころに薄い毛になると、そんな風に思い込んでいました。いや、期待していたのです。まあ、もう既に生えている毛が薄くなるのではなく、剃った後の、これから生えて来る毛が薄くなることを期待していたのだと思います。埋没毛だらけの太もも、膝、脛等にも必死になって吹きかけ、よく皮膚に擦り込みました。


 でも、無理でした。はあ。


 で、次に購入したのが、というか、どの商品を先に購入したのか、もう忘れましたが。とにかく、購入したことは覚えています。それで、また週刊少年ジャンプの中の広告経由で買った商品だと思うのですが。


 それは、べたべたする蜂蜜みたいな粘着性のもの、色も蜂蜜を少しだけ薄くしたような色の物質が入った瓶でした。化粧品の瓶みたいな、高さはそんなにないけど平べったい透明な瓶に入った物質でした。


 それを脛毛とかに塗るのです。アイスの中にある木の棒みたいな木の棒が一緒に入っていたので、それで、その物質をすくって、脛とかに塗ります。で、白っぽい布が一緒に送られてきたので、それを貼って、一気に剥がして毛根ごと引っこ抜く、というやり方の脱毛でした。布が無くなったら、布を売っている店に行き、白い布だけ購入しました。


 でも、これは、一時凌ぎにしかならない。結局、レーザーで毛根部分を焼き切っていない訳だから、また直ぐに毛根部分から再生されてしまう。なので、剥がしたら、そりゃ、強力な粘着性物質なので、割と綺麗に毛がびっしりと取れました。まあ、残った毛もあったけど。


 けど、また直ぐに毛は再生されるのです。しかも若いから、直ぐに黒々とした強力なゴク太の毛が。[今度は絶対に引っこ抜かれないぞ!]という固い意志を感じさせるような、ゴン太い毛が、またゾクゾクと生えて来るのでした。


 もう、髪の毛は別として、体毛なんかに、そんな栄養を回さなくていいよ、と思うのですが、肉体が勝手にぶっとい毛を作り続けてしまうのでした。


 この物質の値段は、これも多分、七千円から一万円位したのかなあ。二個セットで12000円位だったかなあ。忘れたけど、まあ、中々にえぐい値段でした。効果なんて一時凌ぎでしかないくせに。


 まあ、あと、林業の専門学校に通う為に岐阜県に住んでいた時も、アパートに一人暮らしでしたけど、その部屋の中で、色々と試しました。


 大豆の成分、たしか大豆イソフラボンが毛を薄くする効果があるという話を仕入れたら、大豆由来の成分で作られた薬剤を、また購入したのかな?或いは自分で大豆を煮込んで作ったのかな?忘れた毛ど。そんな薬品も試しました。これはたしか、小さなシャンプーの容器程度の大きさはあったような気がするけど。


 とにかくね、岐阜県に移住後も、つまり18歳以降も、相変わらず、毛深いという悪夢は私の人生に付きまとっていたのでした。


 で、他にも、パイナップルの成分が毛を薄くするのに有効という話を仕入れたら、パイナップル由来の成分で作った毛を薄くする商品を買いました。あと、パイナップルの缶詰を食べたりしていたような気がします。


 あと、購入時期はすっかり忘れましたが、家庭用の脱毛レーザーなるものも購入していたと思います。けど、それは医療用ではなく、出力がめっちゃ低いレーザーだったから、意味がありませんでした。また直ぐにごん太の毛が生えてくるのでした。つーか、そもそも、そのレーザー自体に毛を焼く機能は無かったような気がしました。パチモンだったと思います。


 まあ、今となっては、どれも意味ねーことだらけでした。だって、結局、全て実際に試しましたが、意味が無かったんだから。

 結局、意味があるのは、根本的に毛根をレーザーで焼き切って解決する永久脱毛しかないのです。


 レーザー脱毛といっても、出力が低いレーザーの場合は、永久脱毛にはならないらしい。その場凌ぎ、一時凌ぎにしかならないらしい。また暫くしたら生えて来るから。


 まあ、今はどうか知らない。私の知識は永久脱毛を受けた最終日で止まっているから。それはつまり、7年位前の知識で止まっているから。でも、その当時は、たしか、エステの脱毛は出力が弱いから意味がない、みたいなことが言われていたように思います。なので、私が推奨するのは、永久脱毛が可能なクリニックで受ける脱毛です。まあ、詳しくは各自調べて欲しいのだが。


 なので、私は、永久に解決する手段が実現されているのだから、多少、値段が上でも、やはり永久脱毛に挑戦すべきだと思います。


 じゃないと、五十歳になっても、六十歳になっても、ずっと毛深いことで悩み続ける人生になってしまうと思うから。そう、出来れば、家族の為に金を使わずに済む独身時代に、こういう金のかかることは処理しておくべきだと思います。あまり、結婚後に、子育て費用とか色々と出費があるのに、永久脱毛費用を捻出するというのはキツいと思うから。


 是非、意味のある行動をとってください。つまり、永久脱毛をしましょう!


 で、今、思い出したのだが、永久脱毛用のレーザーは、黒い物質に対して反応するので、白い毛に対しては、反応しないらしい。まあ、最新のレーザー脱毛は知らないよ。あくまでも、私が永久脱毛を受けた当時の知識ですから。だから、黒い毛が白い毛に変化する前に、永久脱毛にチャレンジした方が良いと思いますよ。

自宅で脱毛可能な脱毛器具